「通信制大学」と言うと、一昔前は放送大学や、慶應・早稲田などのスクーリングが必要な通信制大学しか無かった印象ですが、最近2022年では完全オンラインで通学不要な通信制大学が増えてきました。
私の実体験をもとに「完全オンライン通信制大学に向いてる人・向いてない人の特徴」についてお伝えできればと思います。
■本ページを書いている私「森田ユウゴ」について
マジナライフというブログを運営している「森田ユウゴ」と申します。
このブログは通信制大学を卒業した私が記事を書いています！
私は皆さんとおそらく似た境遇です。
社会人7年目、平日週5日勤務の会社員をしているときに通信制大学を検討して、最終的には入学・卒業出来ました。
通信制大学は向こう2年以上の人生に影響する大きなイベントです。
少しでも皆様のお役立ちできる情報を発信したいと思っています！
私は社会人になってから完全オンラインの通信制大学を2年半で卒業しました。
私が運営している親サイト「マジナライフ」で、私が通信制大学に入るまでの話を記載しております。
端的にまとめますと、私が社会人になってから、転職やスキルアップを視野に通信制大学に入学し、2年半で卒業できたという内容です。
本記事は私の実体験を時系列に書いた内容です。「こういう人もいるんだな～」くらいの参考にはなると思います。
社会人で完全オンライン通信制大学に向いていない人の特徴
あくまでIT系の学部を卒業した私の実体験から思った特徴を挙げていきます。
裏を返せば、このような特徴を持っていなければ通信制大学に向いているのではないかと思います。
特徴1：学ぶこと自体に目的が特にない人
一番重要なポイントです。
通信制大学を「なんとなく大学卒業の資格を取りたいから」と言う理由だけでは通信制大学は向いていないと思われます。
というのも、以降で記述をしますが社会人で通信制大学の授業を進めていくのは、かなりプライベートを削ることになります。全く興味もない分野を普段の仕事に合わせて2年以上学習していくのはかなり厳しいです。
普段の仕事で十分生活出来てるのに、わざわざせっかくの休みを使って勉強するわけですからね…。多分、2年間も続けることが出来ないと思います…。
学ぶこと自体に目的が無い人でも「大学卒業の資格が無いとやりたい仕事が出来ない！」くらい、やらなければならないという状況ならどうにか出来るかもしれませんが。
特徴2：自主的に考えて動けない人
通信制大学は基本的にどのような単位をいつまでに・どのくらい取るというようなことを自分で考える必要があります。
中学校・高校や2年生の専門学校は学校が用意したカリキュラムで決まった時間割がありますが、大学は自身で受ける単位を選択する必要があります。(これは通信制に限らないかも？)
高校卒業後に多くの人が通うような大学は、多くの人が基本的に4年で卒業しようとしているので、必然的に似たスケジュールになります。しかし、通信制大学は卒業目標とする次期や取得する単位は人によって大きく異なるため一概に言えません。
学習の面では、分からないと思った部分を積極的に大学で聞くか、調べることが出来ない人は授業についていくのも難しいです。
誰かが卒業するためにサポートしてくれるわけではありません。自分から動けない人は色々な面で苦労すると思います。
余談ですが私は昔「高校卒業後は通信制大学に通って自由に大学生活を送りたい」と考えていたことがありました。今思えばかなり甘い考えでしたね…。
特徴3：学習計画を立てれない人
ここまで少し挙げている通り、社会人として生計を立てながら通信制大学に通う場合はかなり時間の使い方を考える必要があります。
次の画像は、私の2年半の単位取得やざっくりとした学習のスケジュールです。
厳密にこのスケジュール通り勉強した訳ではありませんが、週当たり20時間ほどの学習時間を確保して、卒業までに2年半ほどかかりました。
2年間で通信制大学を卒業する場合、これ以上の学習スケジュールで学んでいく必要があります。
大学生活の前半は、私がすでに押さえているような内容だったので多くの単位を取得出来ましたが、専門性が上がるにつれて10単位ほどが限度になっていきました。
空いてる時間に勉強する！
このくらいの意思の方は、単位を落としたりして卒業までかなり時間がかかってしまうのではないでしょうか…。
特徴4：自然な出会いを求めてる人
キャンパスがあって通学するような大学に通ったことが無いので分かりませんが、完全オンライン通信制大学はよほど自分から機会を見つけない限り友達は出来ません。
「偶然とある授業で隣になった人」や「食堂や喫煙所で出会った人」みたいな、シチュエーションがありません。授業も基本的に一人で黙々と受けます。
自然と友達出来るだろうから、その人に相談すればいいや～
このような妄想をしている方は、残念ながら完全オンライン通信制大学は向いていないと思います。
特徴5：金銭的ゆとりが無い人
社会人でも通信制大学に通う際に学生ローンというものがあると思いますが、金銭的ゆとりが無い方は精神的にきついと思います。
金ないから仕事しないと…。でも仕事してると勉強できない…。
すでに社会人の方は仕事をして給料や報酬を得ているはずですが、勉強するということは言ったん立ち止まることです。
長期的に見て回収できるとしても、目の前の生活が苦しい人はとても勉強に時間を回せないのではないかと思います。
また、大学卒業というのは学歴になりますが、卒業しただけで給料が上がるというケースは稀だと思われます。この大学卒業という条件を活かせないのに、金銭的ゆとりが無い人というのは大変つらい生活になるのでおススメが出来ません。
まとめ
社会人で、完全オンライン通信制大学に向いてる人・向いてない人の特徴のまとめです！
私の主観ですので一概に言えないということは断りを入れておきます。
これらの特徴をさらにまとめると、考えることが出来ない人は通信制大学に向いていないと言えます。
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