通信制大学を検討時に必ず出てくる用語「スクーリング」とは

通信制大学を検討すると必ず出てくるキーワード「スクーリング」です。

今となってはどちらも「正しい」と分かります。

しかし、私も通信制大学を検討していたとき、スクーリングという用語には悩まされました。

この記事では「スクーリングとは何か。結局いるのかいらないのか」を説明いたします！

スクーリングとは？

スクーリングとは、教員が直接授業を行う授業のことを一般的に指します。

ただし最近ではいろいろな解釈が出来てしまいますので、その詳細を説明します。

「大学通信教育設置基準」によってスクーリングは「必要」と定められている

大学を卒業に必要な124単位がありますが、このうち30単位以上をスクーリングで単位を修得するよう、大学通信教育設置基準で定められています。

この30単位を「メディアを利用して行う授業」によって置き換えることが出来るので、「スクーリング不要」と言う表現も存在するのです。

「スクーリング」の種類

スクーリングは確かに必要なのですが、その受講の方法はいくつかあります。

私が勝手に「スクーリング」と呼ばれる授業を次の3つに分類してみました。

	双方向の授業	片方向の授業
通学が必要	①昼間・夜間の面接タイプ	？(該当なし)
通学が不必要	②Zoomタイプ	③オンデマンドタイプ

1.昼間・夜間の面接タイプ

「スクーリング」というと、実際に通学して講義を受けるこのタイプを想像する方が多いと思います。

昼間・夜間の面接タイプは、実際に大学に出向いたうえで決められた時間に決められた講義を受けます。これを「面接授業」と呼びます。

社会人では平日日中だと難しいタイプですね。

大学によっては土日開講のスクーリングもあるようです。

https://college.majinalife.com/investigate-kyotoart/

上記の記事では面接授業の不要な「手のひら芸大」に関して説明をしています。

京都芸術大学は「週末芸大」と言うコースがあります。

社会人でも土日を使って面接授業を受けられるという仕組みですね。

2.Zoomタイプ

Zoomタイプとは「決められた時間」ではあるけれども、自宅からオンラインで受講できるスクーリング授業のことを指します。

実際にはZoomを使わず、大学で持っている独自のシステムを使うこともありますが、分かりやすいのでZoomとしています。

Zoomタイプの特徴は、大学が地理的に離れていて通学が難しくてもインターネットがあればスクーリング授業を受けられるということです。

3.オンデマンドタイプ

最後にご紹介するのがオンデマンドタイプです。

オンデマンドとは「On-Demand≒要求に応じて」という意味で、通信制大学では受講者が必要なときに講義を受けることが出来るという意味です。

これがスクーリング授業に相当する「メディアを利用して行う授業」です。

メディア授業とここからは呼びますが、メディア授業にも種類があります。

1. 文字・音声・静止画・動画の組み合わせ
2. 郵送物のメディア
3. その他の実物

2の郵送物のメディアを通信制大学とイメージする人も多いですが、1のように端的に言えばYoutubeのような仕組みで授業を受けることで単位として認められる授業もあります。

つまりスクーリングは必要でもあり不必要でもある

ここまでのまとめです。

• スクーリング必要＝法律的な文言
• スクーリング不要＝スクーリング授業に代替される通学不要なメディア授業のこと

完全オンラインで卒業出来る通信制大学のまとめ

ここまで説明してきた通り、メディア授業と呼ばれるオンデマンド授業を受講することで通信制大学は卒業が可能です。

次の記事では「完全オンラインで卒業出来る通信制大学一覧」をまとめてみました。

https://college.majinalife.com/collegelist/

学費も編入で2年間であれば約500,000円から、4年間でも約1,000,000円と言う大学が増えてきています！

私が実際に通信制大学を社会人になってから卒業しています。

上記は私が運営している別のブログの記事の一つです！

たった一人で個人の話ですが、少しでも参考になればと思います！

まとめ

この記事では次の内容について説明をしました！